占星術の出生時間の割り出しについて、時々お問合せを頂きます。
出生時間がお分かりにならない場合、人生の重要な出来事とチャートを照らし合わせて分析して、出生時間を割り出していく方法があります。
これは、レクティフィケーションやレクティファイと呼ばれています。
出生時間の割り出しには、事前準備や未来の検証など時間が掛かる可能性があります。
人生の重大な出来事を目安にして、起こる事象をチャートから見つけ出すことが出来たとしても、出生時間が確実な時間であるかどうかのお約束が出来ません。
現在お分かりである出生時間が、例えば朝や夜など、ざっくりとした情報である場合は確実性を減少させます。
例えば、出生時間が4~6時の間の2時間枠の場合でさえ、天体の位置が約1ハウス分ずれる可能性が出て来ます。
これは、各ハウスの起点が4分毎に1度進行するためです。
山田ありす事務所では、通常鑑定の中で時間の割り出しに触れるのであれば解説を行うことは出来ますが、出生時間の割り出しを専門的に行って来ていません。
内容的に鑑定向きではなく、研究会などで扱うようなテーマであると考えています。実際、とある研究会で扱っておられました。
出生時間の割り出しが鑑定の目的である方は、鑑定ご予約でのご対応はお断りすることになりました。
申し訳ございません。
実際にご予約の後にシュミレーション致しましたが、1度の鑑定ではご対応できないと判断しました。
曖昧であるものをより曖昧にしてしまうため、講座内で検証するということであればご対応ができると思いますが、1回のみの鑑定では難しいです。
よろしくお願い申し上げます。