こちらは実際のお客様からのご依頼です。
山田ありすのホロスコープリーディングは、プラシーダス法を優先しながらソーラーサインも頭に置いて行っています。
個人様のホロスコープリーディングの公開の承諾を頂いています。
お悩みから未来法であるトランジット、ソーラーアークなどのテクニックを公開しているものもございます。
解説にご興味ある方はご覧くださいね。
更に、下記の基礎や応用のページで山田ありすがどのような方法でホロスコープを解説をしているのか細かくご理解頂けます。
ホロスコープリーディング
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、Facebookのトリン先生のページがアドレス変更になっております!
実はトリン先生、トライン大阪株式会社の代表を辞任し会社を清算、占い屋「トリン」及びナレーター・俳優「茜屋太郎」として活動していくことになったんです。
トリン先生は20歳の頃、新劇の劇団員としてお芝居の世界におりました。
今も人に良くしてもらえるキャラクターは変わりありませんが、当時も周りに人たちに可愛がって頂いていたようで、役をもらいテレビ出演等もしていたようです。
さそり座の木星期である2018年今、当時諦めた夢に向かってもう一度再チャレンジを決心する事になりました。
本人も無謀な事だとは百も承知。「それでもトライしたい」との思いを尊重したいと思います。
社長から一転、山田ありす事務所のバイトへと降格ですしね・・・
でもまあ、業務に大きな変更もございませんのでご安心頂き、トリン先生の俳優・ナレーターとしての活動も見守って頂ければと思います。
※ありす事務所の事もたのむよー(:;)
そんなトリン先生の変化を占星術から追ってみたいと思います。
勿論、ホロスコープリーディングは、ご質問者様とのコミュニケーションあってのもの…、と考えていますので、あまり公式HPでは公開していないのですが。
珍しく、公開で!
個人のホロスコープを詳しくリーディングをしていきます。
2018年3月28日時点。
トリン先生の第一ハウスの起点に、トランジット(以下T)のT火星とT土星が2度オーブ(許容度)で重なっています。タイトにコンジャンクションしています。
※画像①参照
土星は、トリン先生のネータルチャートのチャートルーラーとして重要。
火星は第4ハウスのルーラーでもあるので、トリン先生自身が思い描く自分らしい生き方、(自分のあり方)を、過去を振返りつつ、見直せる時期だと言えるかもしれません。
年をとったからこそ…というのも、土星の象徴により理解できますよね。
火星が生きてきた基盤(そこから築かれる環境)、その変化が土星より刺激を受け、「あなたの個性は何?これまでの生き方は?それで良いのか?」というようなテーマを与えてくるような時期でもあるでしょう。
土星は、2017年12月20日ごろに過去約2年半のいて座土星期を抜けて、やぎ座に移動しました。
それまでの約2年間ほどは、彼の第12ハウスに滞在しており、肉体化される前、何かを生み出す前の「苦しみ」「自信の喪失」「想像性の欠如」を経験していた時期だと考えられます。
やりたくない事でも、半ば犠牲的に「やるしかなかった…」のかもしれませんね。
実際にもこの2年間は、土星の示す象徴に悩まされた様子。年を重ねたからこその喪失感、努力や忍耐が報われないような感覚や、理想を高く掲げれば掲げるほど(12ハウスのサインがいて座であるため)自分らしさを発揮できずにいたのかもしれないと思います。
トリン先生は現在47歳 。T土星は約28年ぶり、彼の人生上2度目のアセンダントを通過する時期です。
上記の図②は、28年前、一回目の土星回帰時のホロスコープです。図②のように47歳-28年間= 19歳前後の時期(1989年1月あたり)
「どう生きていくのか?」と言う点について、現実の壁が襲いかかってくるような感覚を体験した可能性もあります。当時は、天王星も彼のアセンダント付近にいたので、自己の改革というテーマが今回よりも更に強く本人の個性に影響を与えてた可能性もあります。
より頑固になり自分を押し通すと考える事が出来ますし、真反対の意味として我慢して自己を改革するか?という意味としてもとらえる事が出来ます。物事は常に一長一短ですね。
何れにしても、土星が年寄りの星なので「若さが成長の邪魔をしていた可能性」があるのです。やぎ座は、若い頃には本領を発揮し辛いとも言われますので…。
当時と比較すると・・・
現在、天王星はやがておうし座へ抜けますので(共に彼の4ハウス)、土星と天王星は120度で穏やか。老いたからこそ、新しい価値観をあまり無理せず受け入れられるような面があるのかもしれません。
きっと、以前に比べると、かなり性格が丸くなって、物事を受け入れやすくなっているのでしょうね(笑)
話は戻り、昨年の10月から木星がさそり座へ。
図①のように、現在11ハウスの海王星に木星がコンジャンクションしています。
私は、2年ほど前から未来予測のテーマとして、この海王星は「魔法使いの弟子トリン」として「占い師としての発展」だと願っていました。
ですから、今の動きや新しい環境に慣れるまでは、正直私自身の葛藤はかなりのもので・・・とても傷つきガッカリした面もあります。
まぁ、最終的には勿論、応援していますし、私自身も自分のホロスコープを読み納得しています!やはり私にとって、ホロスコープはそれが正しいかどうかは関係なく、宗教のような存在です。何を信じたら良いか分からない時は、これを信じる。
ですから、ホロスコープは絶対ではなく、物事の決定に星を活用しない事も多々ありますよ。時々、難題が訪れた際に利用するという使い方が良いかと思っています。
さて、
私の個人的な思いは横に置いて、海王星は、夢や幻、映像や占い師、理想とするはかない夢、何かにはまり込む、時には自分がコントロールできない感覚、ドラッグやお酒なども象徴下に収めます。
こうしたいずれかのキーワードが、個人のホロスコープにどのような影響を与えるのか???
私、個人的には、その人をよく知らないと解からないことがあると考えています。
ただ、明らかに11ハウスでの海王星と木星のコンジャンクションを考えた場合、膨張を示す木星が影響を与えるので、上記にあげた「海王星」の意味は普段以上に倍増すると考えます。
トリン先生は、様々な人間関係を通じて発展的な仲間との縁を、自分の手でつかんでいったように見えます。15年前と比較すると、これは本当に考えられない変化なのです。
11ハウスの海王星の影響が、トリン先生自身にとって何であって欲しいのかを真剣に考え選択し、自分の本当に求める理想や、ある意味はかない夢だと感じるような感覚に対して、雲をつかもうと努力しているのだと思います。彼のやぎ座のアセンダントが、「より現実的に生きる」と望むからこそ、乗り越える壁は決して甘くはないと星たちは囁いています・・・。
しかし、トリン先生の意思の力と行動力が、12年に1度の木星が海王星に近づくポイントにおいて、雲のように消えそうなチャンスを引き寄せたように思います。
この木星も、来年11ハウスから抜けてしまうので、今年様々な意味で人間関係や人付き合いを通じて発信をする事が、とてもポジティブなことだと考えることができます。(彼の第3ハウスのルーラーが海王星です)
後付けですが・・・
トリン先生は昨日(3/28時点)、勇気を出して自身のFacebookで現在の活動と本来の自分をつなげました。
彼が進む世界は、明らかに一般よりも自己開示を必要とする世界だからです。
私も、後でホロスコープを見てビックリ!!
もし、このカミングアウトが昨日ではなく、もっと先へ伸ばし伸ばしになっていたとしたら? 彼はきっと、表ではなく裏へこもっていくようになり、開示できなかったかもしれないと思います。(木星が12ハウスへ入るため)
彼は現在、日々の業務の合間を見つけては、トイレの中での発声練習から始まる訓練を、また、プロに師事してストイック過ぎる程に、まるで過ぎた過去を取り戻すかのように自分と闘っています。
私は、トリン先生の努力が実る日が少しでも早く訪れるのを祈るばかりです。
引き続いて3/28の月に注目します。
昨日(約28日ぶり)月が彼のネータル8ハウスの水星を通過したので、この件は他人との共存心を重要視し、若干義務的に公表したと言う感じなのかもしれませんね。(水星は彼の6ハウスと9ハウスのルーラー)
ちなみに、第4ハウスの起点を天王星が通過し、(ちょうど昨年の12月にアセンダントに土星が到達。)約9年ぶりに1つの節目が終わり、次のサイクルへと進んでいく時が来るタイミングでもあります。
トリン先生は、トライン大阪株式会社を退職、会社を清算し彼本来の自分らしさ=7ハウスの太陽と火星を活かして生きる道を選択したのでしょう。
今後・・・
天王星がおうし座に入るのが5月。そこから7年の間に4ハウスの土星に対してコンジャンクションを起こすタイミングがありますので、環境の変化による様々な改革が起こることが予想されます。
そして土星はチャートルーラーでもあるので、大変重要となってきます。
ネータルの海王星も第2ハウスにあり、自分が表現し共感していく世界に対して、第3ハウスのコミニケーションツールの配信は不可欠となるような気がしますね。
そういえば、彼の鑑定師デビューですが、2年前ソーラーアークの土星が、7ハウスの起点に入った時でした。公衆の場に出るタイミング(鑑定&セミナーを行う)ことになったのも、不思議だなぁと感じていました。
彼は今後、ネータルチャートから分析しますと、第7ハウス上で約30年を生きることになりますので、「トリン」&「茜屋太郎」として、大切な名前を2つ持って進む事になるかと思います。
これまでの10数年間、内向きな世界で生きていたトリン先生。
これからの人生は表舞台へ。星たちは、私にそう語りかけてくれています。
最後に。
上記④のように彼の第1ハウスで、T土星がT冥王星を通過するのは2019年3月です。
来年、さらに環境が激変していくような気がしています。
アセンダントの土星は、地道な計画とプランによって1つずつ物事を進めていくと言う意味もあります。
自分から動いて様々な場所に活動範囲を広げていく先に、冥王星が象徴するような大きなステージが待っていると良いですね。
冥王星と土星のコンジャンクションが第1ハウスで起こると言うのも、トリン先生の個人の力がかなり試される事になると思います。
活かすも殺すも彼次第・・・コワッ!
個人と、これまで生きてきた経験など、そうしたもの全てを統合して1人の人格を築いていくために本当に「耐える時期」であるのかもしれませんね。
でも、私は”運”はしんどい中にこそあるもの、と思います。だから、時には孤独と向き合い、しんどい方を選択する事も重要。
今後も俳優 ナレーターの茜屋太郎 魔術師の弟子トリン先生の人生とホロスコープを追っていこうと思います。
山田ありす事務所の業務もよろしくね~。
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