黒と白のセラピスト占い師ページが、スタートしました。私、山田ありすはこちらでコラムを書いていきたいと思います。

今日のコラムは、白と黒。

 

ホワイトボードの下にある78枚のカードの中の22枚は神からの啓示ともされます。

 

私の目に止まったカードは落雷の塔、そして太陽。この二枚のカードは、一見相反するカードのようですが、太陽は誕生を意味します。そして、赤ちゃんは暗闇から光を目指して誕生する…それは、芸術でも企画でも…日々のあらゆる事の誕生とは、"暗闇にいてこそ、生み出されるもの"というような意味にも感じます。

 

太陽の光が強いほど、影はくっきりと現れますよね。

 

私は、かなり若い頃、デザインスクールでデッサンの勉強をしたことがあるのです。実力の無さに愕然としすぐに辞めましたが。

絵が上手い人は影の付け方がすごく上手なんです。上手な影をつける絵ほど、そのものの本質がしっかりと現れるような気がしました。

 

それと同じように、私は人間も明るいだけではなく、影や裏がある人ほど魅力的に見えます。

スポットライトがあたり、明るく照らされた時、影をどのように相手にみせるかは、"その人の持つ本質的な光"にも、それが強く影響するような気がします。

 

それは、一般的にはポジティブな意味にとられている太陽のカードの意味にも感じられることがあります。もちろんカード1枚ではなかなか判断できないのですが…。

 

私は落雷の塔を、人の持つ物質的エネルギーの象徴の崩壊を意味するととらえていますが、落雷の塔にある四角の枠は、私には、その"もろさ"を象徴しているように見えることもあります。正位置で表された時、落雷の塔の崩壊があり、逆位置では軽い衝撃であるとも言われます。人それぞれ判断が違う事もあるでしょう。

 

私には、正位置のすべての崩壊をしないことには、1からは立て直せないとの意味合いにも感じられます。

恋愛相談や人間関係などのお悩みの際も、1から立て直すことが出来るのは、一度崩壊するまでとことん歩み寄ることの必要性を表してるようにも思えます。ですから、どんな事でも、とことんやり抜く（例え崩壊しても）ということが物事への覚悟なのではないでしょうか。

だから、白か黒かの決断には、とても時間が掛かります。とことんまで誰かと付き合ったり、とことんまで何かに打ち込んだり、言葉はネガティヴですが、全てが崩壊しないことには新たなことに取り組むことができないのかもしれません。

 

そうなると、ほんとは簡単に白か黒かは決められませんよね…。

 

最後までご覧頂きありがとうございます

日々の相談が少しでも、みなさまの判断にお役に立てておりますように。